福島県は県内のエネルギー需要に占める再生可能エネルギーの導入割合を40年度までに100%とする目標を掲げています。
2020年度は中間目標として40%を目指していますが、実際に福島県内での進捗はどのような状況なのでしょうか。
導入量が増加し更なる躍進を遂げていく太陽光発電
福島県の発表によると2019年度の県内の再生可能エネルギー(整備容量、大規模水力を除く)の導入量は単年度の増加量では過去最大となる、前年度比589メガワット増の2582メガワットでした。
なかでも太陽光発電の割合は前年度の1.39倍に増加していると発表し、40年度までの目標としている導入割合も「民間の事業計画が進めば達成可能」としています。
また、県は新たに現在整備し共用が開始されている、阿武隈・沿岸部地方に総延長約80キロの共用送電線を整備しており、これから更に計画が進んでいきます。
「安心・安全で持続発展可能」な社会を造るために
現在日本では、福島第一原発の事故からの反省をもとに今後「原子力発電所」に依存しない方針を掲げており、「安全・安心で持続発展可能な社会」を目指しています。
そのためには、太陽光や風力、地熱、水力、バイオマスといった「再生可能エネルギー」の導入を飛躍的に高める必要があります。
今後も、ますます再生可能エネルギーの必要性が高まる中、取り組みがし易い太陽光発電は特に増加傾向にあります。
皆様も、持続発展可能な社会を造る担い手になりませんか?
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