進む太陽光発電所導入、再生可能エネルギー各社が取り組むべきは「用地確保」

太陽光の設置に注意が必要な農地

こんにちは、太陽光発電所売却・買取サポートのスタッフMです。

当社は太陽光発電の販売・仲介を行っている会社ですが、実は社内に不動産事業部もあります。

地元の地主様とやり取りすることも多々あるため、福島県中通り地方の土地の情報を中心に収集しています。

最近では他の太陽光会社さんから「太陽光が設置できそうな用地の情報ありませんか?」というお問い合わせを頂くことが増えてきました。

今回は、太陽光を設置できる土地や、設置に関するハードルについてお話しします。

太陽光の設置場所で注意したい農地「農地転用申請」はお早めに

さて、太陽光を設置できる用地のお問い合わせに関して、当社では以下の地目を中心にご説明しています。

雑種地 / 山林 / 宅地 / 荒野 / 池沼 / 農地

この中で注意が必要な土地が農地です。農地(田や畑)は農地転用申請(農転)を行い、農業委員会の許可をもらう必要があるのです。

この許可を貰わないと太陽光を建てられません(物理的には建てられるかもしれませんが、行政にばれると太陽光の認可取り消しという事態にもなりかねません)。

ただこの農転は、行政にこの農地は農転が可能な土地か聞いてから(農業振興地域(※)だと農転自体ができません)、農業委員会を開いてもらい、そこでokがでれば無事許可という流れになります。

時間的にも早くて1ヶ月ぐらいかかるようなので、余裕をもった申請をしなければなりません。


※農地振興地域とは、農地振興地域整備計画に基づき、農業を推進することが必要と定められた地域の事を言います。

太陽光設置には様々なハードル!だからこそ専門の会社に相談を

太陽光発電などの再生可能エネルギー設備は今後も各地で導入されていく流れにあることは確かです。

しかし、広がりを見せる流れとは逆に、農転の手間や、経済産業省の設備名義変更(所有者変更)などでも時間がかかるなど、様々な部分で太陽光普及に対するハードルが上がっているように感じます。

今後、再生可能エネルギー各社はいかに用地を確保しておくかが非常に重要になってくるでしょう。

そういった社会的流れの中で、当社では「土地は持っているけれど、今は使っていない」という土地情報を募集しております!!

また、太陽光が出来る土地なのか、どこに相談すれば良いのか分からないという方、設置できる土地をお探しの企業様も、ぜひ当社にご相談ください^^

福島県郡山市の太陽光発電所売却・買取サポートでは、太陽光発電の専門の会社として、複数の協力・提携会社さんと連携を密にとり、お客様にとってメリットのあるご提案を致します!

お問い合わせ、お待ちしております。