香川県で水上メガソーラーの事業が展開予定されているのをご存知でしょうか?
これは、水上太陽光用フロート架台の大手、シエル・テール・ジャパンによるもので、2017年12月から高松市内の農業用ため池に設置、稼働する予定になっています。
香川県では初の自社案件になる水上メガソーラーについてご紹介します。
【高まるニーズ】水上メガソーラーのメリットとは?
事業を行うのは高松市香川町浅野の「渡池太陽光発電所」と「市宮池水上太陽光発電」の2か所になります。
この水上メガソーラー、あまり聞き慣れない方も多いと思いますが、実は 「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」による、太陽光発電の買い取り価格の引き下げが続く中、下記のようなメリットから格段にニーズは高まっているのです。
【水上メガソーラーのメリット】
・土木造成を伴わないで済む
・地上に乱立する太陽光発電所による景観問題を考えなくて良い
・ため池や調整池の有効活用にもなる
・影が出来にくい
・パネルの冷却効果により、発電効率の低下が抑えられる
・除草の手間がかからない
しかし、今現在、国内ではため池の所在が大きく西日本に集中していることから、シエル・テール・ジャパンの水上太陽光発電フロートの納入実績も、西日本が過半を占めている状態です。
そのため、同社では2017年7月に神戸市に西日本オフィスを構え、水上太陽光架台の提供をはじめとする顧客への対応強化を図ると共に、自社水上太陽光発電所の開発事業を積極的に進めていくという事です。
土地があってもなくても発電を可能にする太陽光発電所に注目
国が再生可能エネルギーに注力する中、今回ご紹介したような水上メガソーラーは非常に注目されています。
十分な土地があったり、土地は難しいけれど広いため池ならたくさんあるなど、今や太陽光発電は場所を選ばない時代になってきています。
福島県郡山市の太陽光発電所売却・買取サポートでは、水上メガソーラーについて、今後もアンテナを張りつつ、地上設置の中古太陽光発電所の安定した売買を随時行っておりますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせ下さい。